活動報告

いのちの大切さを考えるプログラム:横須賀市走水小学校
Posted on:2016/10/14:いのちの大切さを考えるプログラム:横須賀市走水小学校

2016年10月14日(金)、横須賀市走水小学校特別授業として、【いのちの大切さを考えるプログラム】を行いました。 走水小学校は、海のそばにたつ学校でロケーションがとても素晴らしく、まるで映画のワンシーンにでもでてきそうな素晴らしい立地。

全校児童約50名、学年によっては3名の学年もあり、少子化、過疎化を感じましたが、こどもたちはみんなとってもまっすぐで挨拶もしっかりでき、元気でとても明るい雰囲気にこちらもよいエネルギーをいただきました。

今回のプログラムは、全校児童と先生、保護者の方も数名お運びくださり、総勢70名近くの方にむけて。 第一部は、みゅーまるによる『ミニコンサート』。 ジブリメドレー♪、猫の二重唱、ライオンキングで有名なサークル・オブ・ライフ♪と唄が続く中、こどもたちも時折一緒に歌い手拍手しと、和やかな雰囲気に包まれました。

コンサート最後の曲は、『みんな大好き走水』。 この曲はこどもたちも起立し、みゅーまるさんと一緒にみんなで合唱。 こどもたちの元気で澄んだ歌声が重なり、とてもきれいで走水小学校の素朴で素直な雰囲気がよくでていて、素晴らしかったです。

コンサートに続いては、横須賀市動物愛護センター『職員さんのお話』。 スライドを見ながらの愛護センターでのお仕事、動物クイズではこどもたちが積極的に手をあげて、○×で一喜一憂、となりに座るお友達同士で、相談しながらはずかしそうに手を挙げる子、自信満々にぴしりと手を挙げる子、それぞれの性格も垣間見れ、こどもたちもリラックスして楽しみながら学ぶことができたようです。

休憩をはさんで、第二部はみゅーまる音楽劇『ぼくの声きこえる?』 こちらは、みゅーまるさんの迫真の演技と唄に会場がぐっと引き込まれ、こどもたち真剣そのもの。 劇後半の、『ぼくのお願いを聞いてくれる?』というジョンからの問いかけに、深く大きく首をたてにふっていた子も見られ、子供たちの心にジョンのメッセージがしっかり届いていることを感じさせていただきました。

最後にみゅーまるさんによる手話をまじえての「小さな世界」で締めくくり、会場全体が一体となりました。 保護者の方と一緒にきていた幼児のお嬢さんが、手話を一緒に笑顔でまねてくれていたのが、とても可愛らしく印象的でした。

上演の後のふりかえり(児童からの感想を聞く時間)では、低学年の子も手をあげ積極的に発言、ジョンのメッセージをしっかり受け止め的確に理解してくれていて、その理解力に驚くばかり。 それぞれに様々に感じてくれたようで、積極的に手をあげて、感じたことをみんなの前でたくさんのこどもたちがこちらに伝えてくれました。

この日の活動も無事に終えることができ、ほっと一安心。 小さな歩みではありますが、未来へ向けの種まきを一粒ずつ、これからもいただくご縁を大切に進んでいけたら幸いです。

(記:佐竹加代子)