みゅーわん・キッズコンサート＋イヌとネコとのふれあい：児童養護施設 春光学園
Posted on：2014/11/30：みゅーわん・キッズコンサート＋イヌとネコとのふれあい
2014年11月30日（日）、横須賀市にある児童養護施設 春光学園にて、【みゅーわん・キッズコンサート+イヌとネコとのふれあい】のプログラムを『みゅーまる』と共催で行ってきました。
養護施設で暮らす2歳～18歳のこどもたちは、ネグレストや様々な事情から逃れるために親元から離し保護され入所してきています。
こどもたちがかかえる心の痛みは深く、悲しみ寂しさなど言葉にできない想いをそこにいても感じ取ることができ、せつなさがこみ上げてきました。
まだ幼いこどもたちも多く、親に守られ安心した中で暮らすべき年齢にもかかわらず、そこで暮らさざるをえない状況にいること。
tumuguの普段の活動では、AAE（動物介在教育）をプログラムに組み込んでおりますが、趣旨としては、動物たちとのふれあいを通して、命の大切さを学び、終生飼養の徹底、動物を家族に迎え入れるとき、保護犬や保護猫たちの存在も選択肢の一つとして考えてほしいことなどに重点をおいて啓発しております。
ですが、今回の春光学園においては、動物を通して少しでも癒しや心をゆるませてもらえたら。
またお散歩先で犬や猫とふれあう機会があったときに、正しく挨拶できること、『みゅーまる』の奏でる本物の音楽を通して、心の深いところに静寂と安心を届けたいとの趣旨というか、想いで活動にのぞみました。
『みゅーまる』花岡さんの歌声にぐっとひきこまれて聞き入るこどもたち
ふれあいに参加した犬は9頭、猫は2頭。
参加したのは、2歳～小学生、途中から中学生もみにきてくれて、約35名近くの参加となりました。
プログラムは
第一部）イヌとの約束、ふれいあい
第二部）みゅーまるによるミニコンサート
第三部）お散歩体験
最後に、みんなで『小さな世界♪』を手話をあわせてうたい締めくくりました。
犬との正しい挨拶の仕方
犬の触り方デモ
『木になろう』公園などでノーリードの犬に遭遇してしまったときの身の守り方
最初は硬い表情だったこどもたちも、動物とふれあい、『みゅーまる』と一緒に知っている唄をうたたりしているうちに、どんどん表情がゆるんでいくのがみてとれ、本当にわずかなひと時の時間ですが楽しんでくれたのが幸いでした。
犬とのふれあい
犬のふれあい
お散歩体験
これからも一つ一つ積み重ねて進めてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
また、春光学園では、寄付やサポーターも募集しています。
どうぞ、それぞれにできることをできるかぎりで、力を注いでいただけたらと願います。
