活動報告

ハンドリング講習会
Posted on:2016/8/23:ハンドリング講習会

2016年8月23日、横浜市動物愛護センター視聴覚室にて『tumugu=つむぐ=プロジェクト・ふれあいボランティアスタッフ、ハンドリング講習会』を行いました。
tumuguの活動プログラムの中の、『犬とのふれあい』や『犬との正しい挨拶の仕方』において、来年度はさらなる展開を検討しております。
そこに向けて、ふれあい犬とハンドラー、スタッフ間でさらに AAE(動物介在教育)においての質を、理解を高めておきたいという狙いのもと、お二人の講師をお招きし講習会を開きました。

講習会の内容としては『AAA(動物介在活動)、AAE(動物介在教育)の話し方の違いとハンドリングの仕方』
前半の講義を、マイロ・ドッグスクール・しつけのインストラクターでもあり、JAHA認定パートナーズの資格も持ち、tumuguのふれあい担当として活動していただいている田野先生が担当。
AAAとAAEにおいての活動の違い、会話の違い、そこからひもといて、AAE(動物介在教育)においての注意点や、配慮が必要なことことなども、これまでの活動における具体例なども織りませながらお話しくださいました。

また、活動の基本となる正しい話し方を今一度振り返り、活動時の丁寧な言葉使いについても見直しを行いました。
実際のふれあい活動時においてのハンドリングの心構え、ハンドリングの仕方についてなど実技を、Welina Dog Schoolのトレーナーでもあり、JAHA認定インストラクターとしてもご活躍されている狩野恵子(かのう けいこ)先生が担当。

ふれあい活動に臨むにあたって心構え。
犬のストレスサインをしっかりとキャッチすること、またストレスの軽減を図るためのテクニック。
狭い会場で犬同士がすれ違うなどの動きがある場合においてのすれ違い方、日頃から様々な部位に触られることになれておくこと、様々な環境でもストレスをなるべく感じることがないように、無理のない範囲でいろんな環境にならしておくこと、活動時、会場内での移動が必要なことがあるので、その際誘導をしやすいように、ハンドラーの手について移動ができたり、ハンドサインで犬とハンドラーがコミニュケーションをとれるように、日頃から犬との関係を培っておくことなどなど・・・。

途中休憩をはさみ約2時間にわたっての講習会。
当日の参加犬+ハンドラーは16頭と16人、人だけ参加は5名の計16頭+21名での講習会。
会場が広いので、16頭の犬たちが集まってもスペースに余裕をもち、ゆったりと学ぶことができました。
来年度のふれあい活動にむけての基礎固めとして、講義、実技にわたり大変充実の講習会となりましたこと、田野先生、狩野先生に心より感謝いたします。

tumugu=つむぐ=プロジェクト
佐竹加代子