みんなでセンターへいこう!-神奈川県動物保護センター見学会
Posted on:2017/1/11:みんなでセンターへいこう!-神奈川県動物保護センター見学会
主催:tumugu=つむぐ=プロジェクト、inu*maru
2017年1月11日ワンワンワンの本日「みんなでセンターへいこうー神奈川県動物保護センター見学会」をtumugu=つむぐ=プロジェクト、inu*maruさんとのコラボ企画として開催いたしました。
この企画の種をくださったのは、写真家のinu*maruさん。
昨年8月のアニマル・ウェルフェアサミットで活動をご一緒してからのご縁で、12月4日由比ガ浜にあるみゆきぱんさんのガレージをお借りしての、inu*maru写真展【殺処分0のセンターで生きるということ-神奈川動物保護センターの犬と猫たち-】に続いての企画となりました。
見学会は事前予約制で15名の参加募集を募りましたが、即日予約いっぱい。
実際本日はインフル感染による急なキャンセルがあり、12名+スタッフ3名の合計15名での見学会参加となりました。
見学会は10時からスタート。
最初にセンター業務課長より約1時間の座学。
センターの歴史を紐解きながら、日本における動物愛護史からはじまり現在までの神奈川県としての歩み、センターの職務全般についてのお話し、犬・猫におけるこれまでの保護ボランティアとの協力体制による取り組み、現状説明、今後の課題、神奈川県動物保護センターが成し遂げている犬・猫殺処分0が保護ボランティアの存在なくしてはなしえていないこと、そして今後、さらに広く現状をしっていただき改善すべき現状がまだまだまだまだあること・・・など丁寧にご説明くださいました。
座学のあとは犬の収容施設、平成21年まで稼働していた殺処分機、多頭飼育崩壊による猫の多頭収容によって別部屋につくられた仮設の収容部屋、避妊去勢やその他傷病動物の手術を施すための手術室、ふれあい、譲渡対象として日の当たる場所へと移動することができた犬たちの部屋、猫の収容施設、ふれあい広場、慰霊塔と施設内をくまなく見学、案内していただきました。
参加してくださった皆さんが大変熱心にお話に耳を傾け、それぞれに感じてくださっていることが背中から見てとれ、見学会を開催した意義をこちら側も強く感じることができました。
施設見学から戻ったあとは、みなさんにアンケートを書いていただき、センター業務課長を囲んでの質疑応答。
こちらもみなさん積極的に手をあげて質問してくださり、時間が足りないぐらいでしたので、次回以降は、全体の見学会の時間配分の見直しも検討できたらと思っております。
アンケートは掲載にご了承いただいたものを、写真でUPでしてありますので、活動写真をご覧になってください。
最後に見学会参加者のみなさんからのセンター建設基金へのご寄付を直接お渡しいたしました。
まずは心を寄せてくださること、知ること、そこからだと思います。
そして心に何か少しでも響いてくださったとしたら、そこからさらに知る機会を増やして、それぞれの場所で、それぞれにできることをほんの少しでも形にして大切な方に伝えていただけたらと願います。
第二弾見学会、近日中に参加募集を募らせていただきます。
この機会に足を運び、ご自分の目で、耳で、心で感じて、受け止めて、考えていただけたら幸いです。
tumugu=つむぐ=プロジェクト 佐竹加代子