『いのちつないだワンニャン写真展2016』受賞作品の写真展
Posted on:2017/1/26-29:いのちつないだワンニャン写真展
『いのちつないだワンニャン写真展2016』受賞作品の写真展
2017年1月26日(木)~29日(日)の 4日間にわたり、逗子文化プラザギャラリー(逗子市)にて「いのちつないだワンニャン写真コンテスト2016 入賞作品展」を開催させていただきました。
今回は昨年よりも 4枚多い 32枚の入賞作品。
大変見ごたえのあるさらに充実の作品展となりました。
来場者は 4日間で 472名。
多くの方にご覧いただき、また入賞作品とあわせて展示した猫についての TNR活動のパネルについても、足をとめじっくり読んでいらしゃる姿も多く見受けられました。
学校帰りの小学生や、図書館に本を返しにいらした方や、隣接の施設での催しに足を運ばれた方が立ち寄ってくださったりと、年齢層も様々に多くの方にご覧いただけて大変有意義な活動となりました。
また、会場に設置した募金箱にいただいた募金の総額は 46,917円となりました。
みなさまからのお気持ちは動物愛護啓発活動の活動費として大切に使わせていただきます。
テレビや雑誌、ちまたでの猫ブームの裏側にはまだまだシビアな現実があります。
ブリーダや一般飼い主の多頭飼育崩壊で動物保護センターへ収容されてくる猫たちの多さ、また高齢による飼育困難、病気になり面倒みきれないという理由による飼育放棄、それまで幸せに暮らしていた子が行き場を失いセンターに持ち込まれる・・・
そのようなことはまだまだたくさんあります。
殺処分0の裏側は、保護ボランティアさんたちのぎりぎりのラインでの尽力の上に成り立っているのが現実です。
これまでの活動でもお伝えしていることですが、とくに猫の避妊去勢の徹底、犬・猫ともに終生飼養の徹底をさらにお伝えしていかなくてはと今回の作品展を通しても感じます。
幸せになった犬や猫のその後ろにある残念な現実を少しでも減らしていくこと。
それを押し進めるには、まずは正しく知っていただくこと。
そのきっかけとなっていくように、これからも活動を続けてまいります。
☆写真展についての補足☆
公益財団法人どうぶつ基金が『犬や猫と幸せに暮らす方法として、ペット業者から買うのではなく「保護された動物の里親になる」「地域猫の世話をする」といった、本当なら殺されていたかもしれない小さな命を救い、共に生きることの素晴らしさを多くの人に知ってもらたい』という願いの元、2010年より毎年コンテストを開催、さくら猫の写真や、保護されご縁がつながり幸せに暮らす犬や猫たちを飼い主さんが写真におさめ温かいメッセ―ジを添えて応募、一般の方々からの投票と審査員評価をあわせて毎年入賞作品が決まります。
入賞作品展は、貸出申請をし許可をいただけたら全国各地どこでも開催可能。
小さな命の大切を、そしてそれを守ることができるのは私たち人間であること・・・
幸せになった姿のおすそ分けをすることで温かいものを感じていただけたらと作品展を逗子にて開催する運びとなりました。